2009年9月29日火曜日

CEATEC関連(2)

CEATEC関連のニュースのから、興味を持ったものを紹介していきます。

QDレーザらが量子ドット・レーザを利用した緑色レーザを開発,2010年秋の量産目指す
意外と言えば意外ですが、AlGaAs/GaAs系の赤色とInGaN/GaN系の青色との狭間で、緑色レーザーは今まで小型・安価・高性能なものが得られていないようです。緑色レーザーでは、通常近赤外レーザー光からSHGを利用して高調波としての緑色光を発生させますが、この発表では、励起レーザーに量子ドットレーザを用いていることが特徴です。
これで、三原色そろった小型レーザーを使ったモバイルプロジェクターの普及が加速するのでしょうか。

日本写真印刷らが色素増感型太陽電池を開発,2010年サンプル出荷へ
色素増感太陽電池は低コストかつ比較的変換効率の高いことが特徴ですが、耐久性に難があります。この発表では、印刷技術を利用して実用的な耐久性を得たそうです。有機材料を用いた太陽電池では色素増感型が一歩先を走っていますが、そろそろ実際に製品として使われ始めるでしょうか。

MN

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