2010年10月6日水曜日

CEATEC2010関連(2)

富士通が世界初となるDNAを用いた革新的なバイオセンサー技術を開発。
「DNAが水溶液中では負に帯電する特性を利用し、電極に対して交互に正と負の電位をかけることで、DNAを電極に引き寄せたり、離したりする。さらに、DNAの先端に目印としてつけた色素の蛍光が、電極から離れていると明るく、電極に近づくと暗くなる性質を利用することで、DNAの動作を可視化する。」そうです。
ロックイン検出するのかな?

東芝がメガネなしの方式による56インチサイズの製品をデモ
「グラスレス3Dレグザ(REGZA)GL1シリーズ」を12月下旬から発売するそうです。

ロームがフォトニック結晶レーザ半導体を出展,電流駆動で走査可能に
機械的な可動部無しでレーザーが走査できるようになれば、いろいろ応用が期待できそうです。

「指輪型パルスメータ」,村田製作所が展示
光電脈波センサが気になります。どういう仕組みでしょうか?

酸化物で熱電変換素子,富士通研が「体温発電」向けに開発
村田製作所がセラミックス系の熱電変換素子を出展
熱電変換素子の開発も盛んになってきている印象があります。我々も急がねば!

MN

2010年10月2日土曜日

CEATEC2010関連(1)

フレキシブルにシースルー,TDKがパッシブ・マトリクス方式の有機ELパネルを開発
TDKがフレキシブル有機ELパネルとシースルー有機ELパネルを展示するそうです。
画素数が少ないのでテレビ用ではありませんが、これを使った面白いアプリケーションが出てくるといいですね。

有機ELで100型超が可能,三菱電機が384mm角の標準モジュールを発売
三菱電機が得意とする大型ディスプレイ「オーロラビジョン」シリーズの有機EL版を発売するそうです。
小さい有機ELモジュールを沢山並べて必要なサイズのものを組み立てるそうで、これまで大型ディスプレイを設置することが難しかった場所でも中で組み立てられる、ある程度の曲面にも対応できるという利点があるそうです。

「ペンや手袋でも操作可能」,絶縁体で入力できる投影型静電容量方式のタッチ・パネルを日立ディスプレイズが開発
スマートフォンやiPhoneなどでおなじみのタッチパネルですが、感圧式でも静電式でも、手袋をした手では操作が難しかった(オートバイでナビを使うときに苦労しました)のですが、それができるそうです。なぜかはよく分からないので、ぜひ会場で聞いてきて下さい。

MN