2011年9月26日月曜日

Karlsruheへ

今日は、ESPMI-VIというコアなワークショップに参加するために、Karlsruheに来ました。今度はICとICEを乗り継いで、5時間近くの移動です。
前言撤回します。ICEも路線によっては車内がかなりうるさいですね。
特に、ハンブルグ近辺は比較的都市が多いのに飛ばすので、乗り心地もいまいちでした。

これから約3日間、ホテルに籠もってワークショップに集中します。(たぶん)

2011年9月24日土曜日

Bremenへ

金曜日は、共同研究の打合せのためにJacobs University of BremenのKnipp先生の研究室を訪問しました。
実はICEに乗るのは初めてです。
予想通り、日本の新幹線より客室内が静かでした。ICEは各車両にはモーターが付いていないですからね。ただし、揺れはそこそこあります。
最高速を出すのはだだっ広いところを走る時だけだったので、新幹線ほどはスピード感を感じませんでした。

途中1回乗り換えて、3時間ほどでブレーメンに到着します。
これは歴史あるブレーメンの中央駅舎です。対するJR奈良駅は...、ちょっと負けてますね。

打合せとセミナー講演の後、夜のブレーメンの街を案内してもらいました。
ブレーメンに来たら、ここは欠かせないでしょう。日本人なら誰でも知っているあのお話の銅像です。いや、正確に言うと、銅像の影です。こちらのほうがリアルですね。

2011年9月22日木曜日

KOSMOS Summer University 2011 その2

Summer University (というか気候的にはAutumn University)では、参加大学こそ限られますが、先端的な研究を進めている人たちの解りやすい講演が目白押しで、学生の人たちもお腹がいっぱいだったのではないでしょうか。
講演だけでなく食事も豊富で、こちらの面でもお腹いっぱいでした。
Summer Universityの中身は研究室で報告するとして、毎夜プログラムされていたイベントをいくつか紹介します。

これは、火曜日夜の「シンガポーリアンナイト」の様子です。
なんと、新装間もないシンガポール大使館で、大使の挨拶込みでパーティが開かれました。もちろん、入場時には入念なボディーチェックが。
他国の大使館に入る機会はほとんどないので、貴重な経験でした。



水曜は、フンボルト大に隣接するシンクロトロン放射光施設であるBESSYの見学と、そこでのパーティでした。
ここの写真を自分では撮らなかったのが残念ですが、中の雰囲気としてはSPring-8をちょっと小振りにした感じです。
本筋じゃないですが、日本のシンクロトロンは私が知る限り全て上から見て反時計まわりに電子が回転していますが、ここでは時計回りでした。もしやなにか意味があるかと思って質問してみたら、日本では車が左側通行だけどドイツでは右側を走っているようなものだ、という答えでした。
個人的には、反時計回りのほうが、野球で右バッターボックスに入って、左から来るボールを見ているような配置になるので、落ち着きます。

木曜の夜は、「ジャパニーズナイト」です。これは、ベルリン日独センターという、かつての中曽根総理とコール首相の提案により設立された日独の交流のためのセンターです。
ここで面白かったのは、ドイツの大学で日本の政治を研究している教授と学生が日本の政策について講演するというイベントでした。政治経済の用語での質疑応答はちょっと苦しかったですが、他国の人文科学系研究者とお話しする機会など滅多と無いので、面白かったです。やっぱ、人文系の人たちは記憶力と言語能力が高いですねぇ。

2011年9月20日火曜日

KOSMOS Summer University 2011

現在、Humboldt-Universität zu Berlinで開催されているKOSMOS Summer University 2011: Frontiers of Organic/ Inorganic Hybrid Materials for Electronics and Optoelectronicsに参加しています。
ドイツ、シンガポール、日本の有機エレクトロニクス(の物理?)を研究する大学院生達が集まって、月曜から金曜まで講義とディスカッションとパーティー漬けになります。
今回は、千葉大G-COEのメンバーとしての参加(松原助教と李君も)でしたが、次回はNAISTとして参加したいと思っています。



土曜からプレイベントはあったのですが、今日は本開催の初日ということでまずは講義たっぷりの一日でした。
それでも、夕方には、第二次大戦前に風洞実験に使われていたという建造物を利用してのコンサートがあり、その後にビュッフェでみんなそろってディナーとなり、お祭り気分は十分です。




明日は、私も講義しないといけないので、今晩はスライドの整理をして早く寝ます。

2011年9月13日火曜日

ペーパー太陽電池

紙の上に印刷技術で作製した折り曲げられる太陽電池が一部スジで話題になっています。


最近、メガソーラーと称して太陽電池を一カ所に大量に集積した、いわゆる集中型電源としての利用が盛んになってきていますが、やはり太陽電池は、分散型電源あるいはオンサイト型電源として、使用する場所で発電するほうがメリットが大きいと思います。
なにも紙である必要はないと思いますが、このように軽量な太陽電池を折りたたんだり丸めたりして個人で持ち運べるのは魅力的ですよね。

この動画もなかなかインパクトがあるのですが、それにも増して関心するのは、MITがYouTubeを効果的にPRに使っていることです。
NAISTでもやったほうが良いかも。

2011年9月10日土曜日

この夏の成果

8月のゼミ旅行でみんながロクロと格闘した成果が、ついに届きました。 なかなかの出来映えだと思いませんか? 中には売り物になりそうなものもあります。
もちろん、私が作った研究室の看板は、E201の入り口にて展示中です。 さて、次は研究成果を世に出さなくては!

Go west!

住民基本台帳人口移動報告によると、大阪、京都、兵庫、奈良4府県(大阪圏)が5カ月連続で転入超過だそうです。これだけ転入超過が続くのは、かの大阪万博が開かれた昭和45年以来とのこと。やはり震災の影響があるんでしょうね。

ちなみに、3〜7月合計の「転入者−転出者」の数は9995人。
このうち5人が当研究室です。これは震災とは関係ないんですが...