2011年12月10日土曜日

教科書

修理に出していたMacBook Proの引き取りついでに、来期担当予定の講義の参考のための教科書を買いだしに行きました。
奈良先端大に来てからは、ちょっと珍しい本など買いに行く場合、たいていジュンク堂 千日前店に行きます。
大阪の人はよく知っているでしょうけど、この千日前店は「なぜここに巨大書店が?」と思えるくらいにぎやかなスポットにあります。
右の写真は、入り口のところでテレビの録画撮りをしている「ジャルジャル」(たぶん...間違ってないですよね?)のみなさん。
こんなロケ現場にも、よく出くわします。
何しろ、向かいが笑いの殿堂「なんばグランド花月」、下が「NMB48劇場」ですから。
そういえば、前回はNMBメンバーの撮影にも出くわしました。

いや、そういうナンパな理由ではなく、このジュンク堂の2階には、なんとか大辞典や岩波の歴史的な教科書まで、教科書・専門書類がかなりそろっているんです。
本日は、四冊で合計1万円ちょっとの出費でした。
もちろん、私費です。

最近、こういう専門書を置く書店がだんだん減っています。かつて大学の周辺には書店や古本屋が集まっていたのですが、それも閉店が続いています。それどころか、学内の書店までなくなってきています。
最近の大学生は本や教科書を買わないのだそうです。

教科書は、自腹で買ってこそ見返りに役に立つものを得なければと思って勉強しますし、心置きなく書き込んだり印をつけたりもできます。
大学レベルの教科書こそ、高いとは言え自腹で買うべきだと思います。凡人にとって、とてもすべて頭にはいるものではないですから、外部メモリとして後々のために残しておくという役割もあります。
加えて、知識や知的活動には正当な対価を払うべきです。
そういえば、自分が働いている、あるいは、働いていた会社に対して、発明に対する正当な対価を求める訴訟が一時期相次ぎましたが、あの方々は教科書やハンドブックをコピーで済ませたりしていないと信じたいです。

最後におまけ。
難波から奈良に向かう近鉄電車が生駒山を登るときの車窓からの眺めを貼っておきます。
写真ではあの雰囲気が出ないのがつらいところですが。

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