2013年10月26日土曜日

École Polytechnique

今、パリ郊外にあるÉcole Polytechniqueに来ています。(と書こうと思ったのですが、実は滞在最終日にネット接続がトラブって、関空までに戻ってから書き込んでいます。)

Écoleについては、超有名なフランスのエリート校なので、いまさら説明するまでもないと思いますが、日本では馴染みの無い制度なので、なかなか本当のところは理解できませんね。今回も、もう一カ所大学を訪問したのですが、そちらも含めて、フランスの高等教育と研究の制度は日本とかなり異なるので、私も未だによくわからないことだらけです。

規模は小さいですが、何しろ歴史がありますから、OBや教員にはいろんな有名人がいます。上の写真は、学内の通路にある歴史の展示なのですが、日本でもよく知られた人が何人かでてきます。

例えば、ここにはアンペール大先生について書かれています。
個人的にはこの方が一番馴染みが深いですが...








こちらはマンデルブロー大先生です。
数学や情報系の人なら、こちらのほうが有名でしょうか?








そもそもの用件は、X-Forumと呼ばれる、École Polytechniqueの学生が伝統的に主催しているキャリアイベントにて、学術交流と交換留学の協定校としてインターンシップの説明を行うためです。
フランスを中心とした、ヨーロッパ中のそうそうたる有名企業が、参加しており、École Polytechniqueの学生の就職活動に貢献しています。

出展しているのは企業だけでなく、欧、米、そしてアジアの様々な有名大学が、研究インターンシップやPhDプログラムへの勧誘を行っています。
ざっと見て回ったところで、TU Delft、ETH Zurich、Imperial College of London、KIT、Univ. of Cambride、Columbia Univ.、UC Berkeley、MITなどなど、そうそうたる顔ぶれです。

ここが、奈良先端大のブースです。学生がホールに入場してくるメインルート上で、なかなか良い場所に設定してもらっています。この島は「アジアの大学コーナー」になっていて、隣は慶応大、裏にはシンガポール国立大、東京大、精華大のブースがありました。ただし、残念ながら、みなさんポスターも説明員も少なく、「本気」を感じられるのは我々のところだけでした。
途中、ブースでの説明を離れて、以前からの知り合いであるGilles Horowitz先生の研究グループを訪問してきました。
ここは主にCNRSの研究チームですが、3年ほど前に本拠をÉcole Polytechniqueに移したそうです。当研究室の学生の研究留学先として、今後お世話になるかもしれません。

2013年10月14日月曜日

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日本語で書いているので日本からのアクセスがほとんどかと思ったら、なぜだかアメリカからのページビュー数が結構迫っています。

その他、以前からの常連さんとしてウクライナがあります。

どんな方々が見ているのか、私も興味がありますから、もしよろしければ一度コメントをお送り下さい。
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