2011年8月21日日曜日

奈良県の歴史的建造物

最近、サイエンス&テクノロジーネタが少なくって恐縮ですが、今回も雑談ネタです。

外国の知人と話をする際に、最近は必ず地震と原発事故のことを聞かれます。
原発はさておき、地震については「少なくとも奈良県は大丈夫」と答えます。その根拠としていつも言うのは、「だって、1000年オーバーの木造建築がいっぱい残っているから」。
でも、実際のところ法隆寺と正倉院くらいしか自信がなかったので、どんな建物があるか調べてみました。
(木造建築に限ってリストアップし、建築年は正確でないものもあります。)

法隆寺 西院伽藍(斑鳩町)・・・7世紀後半
法起寺 三重塔(斑鳩町)・・・706年頃
薬師寺 東塔(奈良市)・・・730年
海龍王寺 西金堂(奈良市)・・・731年ごろ?
正倉院 (奈良市)・・・756年ごろ
新薬師寺 本堂(奈良市)・・・747年
東大寺 法華堂(奈良市)・・・748年ごろ
栄山寺 八角堂(五條市)・・・763年
當麻寺 三重塔(葛城市)・・・8世紀?
唐招提寺 金堂(奈良市)・・・8世紀
室生寺 五重塔(宇陀市)・・・800年ごろ

まだまだあるのかもしれませんが、今回調べるまで知らなかったお寺もいつくかあります。
もちろん、どの建物も人々が修繕を繰り返してきたからこそ現存しているのでしょう。改めて良い物を大事に長く使うことの大切さを実感しました。

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