2008年9月9日火曜日

相変わらず日本は主要国中最低

共同通信社のニュースより

 経済協力開発機構(OECD)は9日、加盟各国の2005年国内総生産(GDP)に占める教育への公財政支出割合について調査結果を発表、日本は前年よりも0・1ポイント減少し3・4%で、データ比較が可能な28カ国中で最下位だった。
(中略)
 教育段階別の公財政支出でみると、小中高校までの初等中等教育では、日本は2・6%で下から3番目。大学などの高等教育は0・5%で各国平均のほぼ半分となり最下位だった。

この国の高等教育への支出は、ご覧のとおりOECD加盟主要国中群を抜いて最低です。こういうニュースが、なぜかテレビなどではあまり報道されず、巷間の話題にものぼりません。おかげで、政治家もこういう問題はほとんど無視で、選挙でも話題になりません。
今度の総選挙では、これについて何らかのアクションを取ってくれる人に投票したいところですね。

MN

2008年9月5日金曜日

08秋応物の様子


2008年の「秋」の応物学会が終了しました。秋とは名ばかりで残暑の厳しい9月頭の名古屋(正確には春日井)での開催でした。
写真は、「有機分子・バイオエレク

トロニクス分科会奨励賞」の受賞記念講演を終えた酒井さんの記念写真。今回の有機バイオ分科会は、論文賞に石井先生、講演奨励賞に同研究室の中山さんと、千葉大COE関係者づくしで、壮観でしたね。


3日目夜の研究室打ち上げは、呼び込みのお兄さんたちをかわしつつ、名古屋テイストの店として有名な(伝聞)伍味酉へ。OBとしてO君も参加しましたが...工藤先生が都合が合わなかったのとM2全滅だったので少人数での打ち上げとなりました。
味噌煮込みあり、手羽先あり、名古屋コーチンの各種料理あり、きしめんありと、名古屋名物ならなんでもありという感じで、名古屋テイストを堪能してきました。
学会なのにいつも打ち上げの写真ばかりで恥ずかしいのですが、応物講演会場は写真撮影禁止なので発表の写真は無しで勘弁下さいね。

MN

2008年9月1日月曜日

薄膜材料デバイス研究会第5回研究集会開催のお知らせ


投稿締切が9/12まで延長されました。

今年も、秋に「薄膜材料デバイス研究会」の研究集会が開催されます。
有機トランジスタの研究者にとっては、薄膜トランジスタとしてはるかに先行した歴史を持つポリシリコンやアモルファスシリコンの研究者、および、一部アプリケーションでライバルとなる酸化物半導体の研究者ともディスカッションができる点で貴重な機会かと思います。

学生の皆さんにとっては次のメリットがあります。
・ビギナー向けのチュートリアルと各界著名研究者による招待講演が聴ける。
・学生の参加費(豪勢なバンケット代込み!)が安い!
・和文アブストが4ページまで掲載されるので、修論の一部をまとめるのに良い。
・参加者投票によるアワードを狙える。
・ついでに京都奈良の観光もできる。
当研究室の院生の皆さんも、ぜひ参加して下さい!

 記

薄膜材料デバイス研究会 第5回研究集会「薄膜材料・デバイスの徹底比較」

日程: 2008年10月31日(金)11月1日(土)
場所: 奈良100年会館
主催: 薄膜材料デバイス研究会組織委員会
協賛(予定を含む): 応用物理学会、応用物理学会 有機分子・バイオエレクロニクス分科会、応用物理学会 プラズマエレクトロニクス分科会、電子情報通信学会、日本金属学会、日本真空学会、電気学会、日本物理学会他
アブストラクト締切:9月12日(金)
※研究会ホームぺージに投稿の案内があります。
参加費(事前申し込み): 一般 10,000円、学生 4,000円(バンケット代
込)

招待講演(敬称略)
浜口智尋 (大阪大学名誉教授) 「エレクトロニクス時代を築いた天才科学者たち」
土屋敏章(島根大) 「シリコン及びシリコン系ヘテロMOSデバイスの信頼性物理」
外山利彦(大阪大) 「高速製膜微結晶シリコン太陽電池」
南方 尚 (旭化成) 「ウエットプロセス有機トランジスタ」

チュートリアルプログラム(敬称略)
薄膜材料デバイスの5年間 -どのような材料がデバイスに必要とされるのか-
・イントロダクトリ : 木村睦(龍谷大) 
・poly-Si : 東清一郎(広島大)
・a-/c-Si:H : 増田淳(産総研) 
・有機半導体 : 時任静士(NHK技研)
・酸化物半導体 : 大友明(東北大)

研究会の詳細については、ホームページをご覧ください。

2008年7月11日金曜日

ICSM2008(その2)


水曜の夜には、盛大なバンケットがあり、アトラクションとしてブラジルのダンス(かな?)が披露されました。4年前のオーストラリアの時はコアラが登場して人気を集めていたのを思い出しました。2年後の京都では、どんなアトラクションをやるのでしょうね?
舞妓はんかな?


木曜には、の発表(一応招待講演でした)に加えて、O君のポスター発表もありました。写真はその様子。
なかなか盛況のようでしたね。さすが、彼も説明慣れたもんでした。

さて、後は帰るだけ。それが一番問題だったりして....

2008年7月10日木曜日

ICSM2008(その1)


は、院生のF君および現在産総研にいるO君とともに、ICSM2008に参戦のためブラジル北東部のPorto de Galinhasという町のリゾートホテルにいます。
ここまでたどり着くのに、千葉の自宅から40時間ぶっ続けで移動でした。地球の反対側ですからね。おまけに、悪天候でアメリカから移動の飛行機が予定地と違うところに降りるというハプニングがあって、ブラジル国内便を改めて買い直す羽目になりました。
金返せ!

会場は、けっこう高級目のリゾートホテルで、中庭にはこんなプールがあり、向かいに見えるレストランの向こうはビーチです。
いつもの国際会議だと、合間を見て市内観光したりするのですが、ここはあまりに隔絶されたところなので、あまり出歩く気になりません。クルマが必要。
そのかわり、ホテル内にSPAもあって、各種ジャクジーとかサウナとか、なんか洞窟風呂みたいな塩水プールとかもあり、他にもパターゴルフとかジムとか遊ぶ施設がいくつかあります。
連日食事をしているレストランは、ビュッフェスタイルでいろんなものが出ているのですが、地元の人に聞くと結構典型的なブラジル料理だそうです。甘い食べ物はめっぽう甘いのですが、それ以外のものは香辛料も甘みも酸味もきつく無くって、基本絶妙な塩味です。意外にの好みにマッチしていて、気に入りました。これで、食事に不満が出ない国が、イタリア、中国(腹の調子わるくなることあるけど)、ブラジルと3カ国になりました。

地球の裏側で英語のオーラル講演という、前代未聞の対外発表デビューとなったF君は、水曜午前に無事無事発表を終えました。どうやら、前の晩からほとんど寝ていなかったみたいです。
なにより、質疑応答時間が足りない程度には反響があってよかったです。少なくとも興味を持った人には内容がほぼ伝わっていたと思います。
さすがに、早口の質問にはフリーズしていましたが....デビュー戦でここまでやれば立派でしょう。
ブラジルの研究者から共同研究についても相談がありました。

これは、初日のウェルカムパーティーのときに写真屋さんが取ったものをならべて売っているところです。左下にO君がばっちり映っています。その上は、ハイライト講演を行った有名なマックスプランクのKlaukさん(昨年のAlpine Workshopでもお会いしました)、さらにその上の左端の人がかのノーベル賞受賞者Heeger先生です。
また、すごい列に並びましたね。偉い人と間違えられたのか?
なお、O君はKlaukさんに聞きたいことがあったようで、が捕まえて紹介したら、自分で根掘り葉掘り実験のことについて聞いていました。
実験うまくいくと良いですね。

2008年6月16日月曜日

たまには漱石先生を思い出して

は、これまでの生涯で何度か夏目漱石にはまった時期があります。
あまりはまりすぎると、神経性胃炎が伝染るので、毎回適当に抜け出すことにしています。

なんで、突然ここに漱石かというと、これまでに先生の文章で文学的に感動した文章は数多くありましたが、「まいったな」と思った文章があったのをふと思い出したので、紹介します。

「事実上諸君は理想をもっておらん。家に在っては父母を軽蔑し、学校に在っては教師を軽蔑し、社会に出でては紳士を軽蔑している。これらを軽蔑し得るのは見識である。しかしこれらを軽蔑し得るためには自己により大なる理想がなくてはならん。自己に何らの理想なくして他を軽蔑するのは堕落である。現代の青年は滔々として日に堕落しつつある」 

「野分」の中で道也先生が書生を相手にぶった演説です。 

なにしろ、100年近く昔の文章なので、ここで叱られている「現代の青年」の皆様は、今の青年の曾爺さんあたりなのですが...
明治も平成も関係なく、どきっとするくだりでしょう?

それだけ、人間社会に普遍的な説教であり、心に留めておくべきことなんだろうと思います。

MN

2008年6月8日日曜日

The World's Most Respected Companies

ForbesがThe World's Most Reputable Companiesという記事を発表していました。

これは元々Reputation Instituteというところが発表しているランクで、products and services, innovation, workplace, citizenship, governance, leadership, performanceの7項目を点数化するようです。それぞれの国内における評価に基づいているようですので、Reputation Instituteでの国間の点数調整がくせ者ですが、ランクインしている会社は「外からの評判が良い会社」であることは間違いないでしょう。

発表されている200位までのリストに日本の会社も16社入っていましたので、抜き出してみます。

1 Toyota Motor Corp.
16 Sharp Corp.
28 Matsushita Electric Industrial Co. Ltd.
34 Bridgestone Corp.
35 Canon Inc.
37 AEON Co. Ltd.
38 Sony Corp.
39 Honda Motor Co. Ltd.
62 FUJIFILM Holdings Corp.
75 Seven & I Holdings Co. Ltd.
109 Hitachi Ltd.
135 Denso
139 Suzuki Motor Corporation
146 NEC Corp.
148 KDDI Corp.
194 FUJITSU LIMITED

なんと、今年はトヨタが世界ランクトップです!
M2のT君、良かったですね。

MN

2008年6月6日金曜日

2008年の国際会議

今年開催される有機エレクトロニクス関連の国際会議をリストアップします。
時々情報が更新されますので、ご注意下さい。
PD、ドクター学生だけでなく、マスターの人も是非発表を申し込んで参加しましょう!
もちろん発表する人には旅費の補助が出ます。

MRS International Materials Research Conference
2008/6/6-12 Chongqing, China
アブストラクト締切:1/15 <<終了>>

Organic Microelectronics & Optoelectronics IV
2008/7/7-10 San Francisco, CA
アブストラクト締切:3/3 <<終了>>

The Fifteenth International Workshop on Active-Matrix Flatpanel Displays and
Devices (AM-FPD)

2008/7/2-4 Tokyo
※Student Paper Awardあります!
アブストラクト締切:3/14 <<終了>>
レートニュース締切:5/16 <<終了>>

2008 edition of the International Conference on the Science and Technology of Synthetic Metals (ICSM2008)
2008/7/6-11 Pernambuco, Brazil
アブストラクト締切:3/25 <<終了>>
レジストレーション締切:3/30 <<終了>>

The 5th International Symposium on Organic Molecular Electronics (ISOME2008)
2008/5/22-23 Himeji
※プロシーディングス -> IEICE Transactions on Electronics
アブストラクト締切:3/31 <<終了>>

The 8th International Symposium on Functional Pi-Electron Systems (FPi8)
2008/7/21-25 Graz, Austria
アブストラクト締切:4/30 <<終了>>
レジストレーション締切:4/30 <<終了>>

2008 International Conference on Solid State Devices and Materials (SSDM 2008)
2008/9/23-26 つくば, Japan
アブストラクト締切:5/8 <<終了>>
レートニュース締切:7/28

2008 E-MRS Fall Meeting
2008/9/15-19 Warsaw, Poland
アブストラクト締切:5/12 <<終了>>
レジストレーション締切:7/31

The Gordon Research Conference on "Electronic Processes in Organic Materials"
2008/7/20-25 South Hadley, MA (USA)
アブストラクト締切:6/29 (早く締め切られる可能性あり)
※これは知る人ぞ知るちょっと特殊な会議です。

2008 MRS Fall Meeting
2008/12/1-5 Boston, USA
アブストラクト締切:6/24

The 5th International Symposium on Surface Science and Nanotechnology (ISSS-5)
2008/11/9-13 Tokyo
※プロシーディングス -> e-JSSNT
アブストラクト締切:6/30
レジストレーション締切:10/9

5th International Conference of Molecular Electronics and Bio-electronics (M&BE-5)
2009/3/16-18 フェニックス・シーガイア・リゾート(宮崎)