2010年12月25日土曜日
Matteo Tonezzer 氏来訪
今年からちょっとした共同研究を始めており、彼のサンプルを野村君が測定して、その成果の一部は今年のECOSSでも連名で発表しています。
今回は、その結果についてのディスカッションの他、当研究室やG-COEの他研究室の見学などを行いました。
写真は、初めて日本のラーメンを食するの図です。結構気に入ったようです。
22日夜には、ちょうどG-COEグループの院生研究会とその後の忘年会(クリスマスパーティか?)があったので、それにも参加できてちょうど良かったです。
また、せっかくのイタリアからのゲストですから、G-COEならびにCOEスタートアップの共催でセミナーを開き、彼の研究について紹介してもらいました。
右の写真はその一幕です。COE会議室が満員になりました。
彼の研究テーマは、ZnOナノワイヤーと有機半導体薄膜の二本立てなのですが、セミナーではそのうち supersonic molecular-beam deposition (SuMBD) を用いた高品質な有機半導体薄膜の成長について詳細を話してもらいました。
Matteoさん、クリスマスシーズンにもかかわらずスケジュールを調整して来てもらい、ありがとうございました。
MN
2010年12月11日土曜日
学校では教えてくれないルール
かのビル・ゲイツが、ハイスクールでの講演で話したと言われる「学校では教えてくれない人生に役立つ11のルール」。
実は、ビル・ゲイツ自身の言葉というより、すでに売られていた本に書かれた言葉を紹介したそうですが、なかなか「味わい深い」ルールばかりです。
読んだこと無い人のために、この際オリジナルに近いであろう英語での記事を紹介します。
人生と英語の勉強を兼ねて、読んでみましょう。
RULE 1
Life is not fair - get used to it.
RULE 2
The world won't care about your self-esteem. The world will expect you to accomplish something BEFORE you feel good about yourself.
(注)self-esteem: 自尊心
RULE 3
You will NOT make 40 thousand dollars a year right out of high school. You won't be a vice president with car phone, until you earn both.
(注)これが書かれた当時は携帯電話が一般的ではなく、お金持ちや重役は自動車電話を使っていました。
RULE 4
If you think your teacher is tough, wait till you get a boss. He doesn't have tenure.
(注)最後の一文のニュアンスは、私にはよく分かりません。「彼らも辛いんだよ」ってとこか?
RULE 5
Flipping burgers is not beneath your dignity. Your grandparents had a different word for burger flipping they called it Opportunity.
RULE 6
If you mess up,it's not your parents' fault, so don't whine about your mistakes, learn from them.
(注)whine about: 〜のことで泣き言を言う
RULE 7
Before you were born, your parents weren't as boring as they are now. They got that way from paying your bills, cleaning your clothes and listening to you talk about how cool you are. So before you save the rain forest from the parasites of your parent's generation, try delousing the closet in your own room.
(注)delouse: しらみを取る・・・だけど、全文で「大きな口を叩く前に、目の前の小さなことを片付けろ」ってニュアンスかと。
RULE 8
Your school may have done away with winners and losers, but life has not. In some schools they have abolished failing grades and they'll give you as many times as you want to get the right answer. This doesn't bear the slightest resemblance to ANYTHING in real life.
(注) bear (a) resemblance to: 〜に似ている
RULE 9
Life is not divided into semesters. You don't get summers off and very few employers are interested in helping you find yourself. Do that on your own time.
(注)summers off: 学校の夏休み(アメリカの大学生は、長い夏休みの間に「自分探し」をする)
RULE 10
Television is NOT real life. In real life people actually have to leave the coffee shop and go to jobs.
RULE 11
Be nice to nerds. Chances are you'll end up working for one.
(注)nerds: いわゆる「おたく」
ネットでは最後のやつが一番有名かも。
どうしても日本語訳が見たい人は例えばここにありますので、後で見て下さい。
MN
2010年11月18日木曜日
「学生も企業もダメにする日本の就活“負のスパイラル”」
学生も企業もダメにする日本の就活“負のスパイラル”
週プレって、昔から硬派なおもしろい記事も載せますね。
まったくもって同意です。特に理系では深刻ですね。
ふざけた採用方針を採っている企業が自滅するのはかまわないですが、かわいそうなのは巻き込まれている学生たちです。
この社会的制度のせいで、研究者・技術者として低レベルなところからスタートする上に、うわべでは取り繕っていますが、本当のところ自信とやる気を無くした人が量産されています。
特に製造業界はますますボーダーレス化しており、企業としてはすでに競争相手は海外企業ですが、これからは採用される側としても海外の学生や留学生との競争になっていくでしょう。そのときに、日本人学生は使い物にならない(その種をまいたのは企業社会ですが)として、また自分勝手に切り捨てられたらたまったものではないですね。
MN
2010年10月6日水曜日
CEATEC2010関連(2)
「DNAが水溶液中では負に帯電する特性を利用し、電極に対して交互に正と負の電位をかけることで、DNAを電極に引き寄せたり、離したりする。さらに、DNAの先端に目印としてつけた色素の蛍光が、電極から離れていると明るく、電極に近づくと暗くなる性質を利用することで、DNAの動作を可視化する。」そうです。
ロックイン検出するのかな?
・東芝がメガネなしの方式による56インチサイズの製品をデモ
「グラスレス3Dレグザ(REGZA)GL1シリーズ」を12月下旬から発売するそうです。
・ロームがフォトニック結晶レーザ半導体を出展,電流駆動で走査可能に
機械的な可動部無しでレーザーが走査できるようになれば、いろいろ応用が期待できそうです。
・「指輪型パルスメータ」,村田製作所が展示
光電脈波センサが気になります。どういう仕組みでしょうか?
・酸化物で熱電変換素子,富士通研が「体温発電」向けに開発
・村田製作所がセラミックス系の熱電変換素子を出展
熱電変換素子の開発も盛んになってきている印象があります。我々も急がねば!
MN
2010年10月2日土曜日
CEATEC2010関連(1)
TDKがフレキシブル有機ELパネルとシースルー有機ELパネルを展示するそうです。
画素数が少ないのでテレビ用ではありませんが、これを使った面白いアプリケーションが出てくるといいですね。
・有機ELで100型超が可能,三菱電機が384mm角の標準モジュールを発売
三菱電機が得意とする大型ディスプレイ「オーロラビジョン」シリーズの有機EL版を発売するそうです。
小さい有機ELモジュールを沢山並べて必要なサイズのものを組み立てるそうで、これまで大型ディスプレイを設置することが難しかった場所でも中で組み立てられる、ある程度の曲面にも対応できるという利点があるそうです。
・「ペンや手袋でも操作可能」,絶縁体で入力できる投影型静電容量方式のタッチ・パネルを日立ディスプレイズが開発
スマートフォンやiPhoneなどでおなじみのタッチパネルですが、感圧式でも静電式でも、手袋をした手では操作が難しかった(オートバイでナビを使うときに苦労しました)のですが、それができるそうです。なぜかはよく分からないので、ぜひ会場で聞いてきて下さい。
MN
2010年9月30日木曜日
CEATEC2010
2010年9月21日火曜日
たまには、かのエジソン師を思い出して下さい
ここで、誰もが(特に電気電子系に進学した人なら)伝記を読んだであろうトーマス・エジソン師匠の数々の明言の中から、私が気に入っているものを載っけておきます。
皆さんの頭の中で勝手に出来上がっている「エジソンの言葉」とは、ちょっと印象が違うかも知れませんよ。
なぜ成功しない人がいるかというと、それは考える努力をしないからだ。
最初のひらめきが良くなければ、いくら努力してもダメだ。
ただ努力だけという人はエネルギーを無駄にしているにすぎない。
どんな機械でも同じだが、具合が悪くなったときに、無理やり油を注いでも効果はない。
悪くなった油を全部出してしまうのが先だ。
決して時計を見るな。これは若い人に覚えてもらいたいことだ。
完璧だと思っても、もう一押しすれば、おまけが手に入る。
私たちの最大の弱点は諦めることにある。
成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。
自分は毎日18時間働くことにしている。
人間離れした天才だって?
人間離れなどしていない。私はあきらめないことの天才なのだ。
MN
2010年7月19日月曜日
「LED電球」など使用インプレッション
省エネや水銀ゼロなどをうたい文句に、新しい照明デバイスへの期待が高まっています。
どんな照明がどんな使い勝手なのか気になるので、いろいろな「新しい照明」を試していきたいと思っています。特に、最近急に脚光を浴びてきたLED電球は、プライベートで各社の製品を試し始めました。ここに、随時使ってみた感想を書いていきます。
・パナソニック EVERLEDS LDA7L-A1
光色 電球色相当
口金 E26
定格消費電力 6.9W
全光束 450 lm
色温度 2800k
質量 100g
定格寿命 40,000時間
放射パターンが下半分にかなり偏っているので、多くのLED電球と同じようにダウンライト的な使い方にしか向かないかもしれません。ただ、その配光のおかげで、真下は40W白熱電球と60W白熱電球の間くらいの明るさです。
簡易ガウスメーターで計測すると、電球型蛍光灯と同じかやや弱い程度の漏れ磁界があります。やはり、インバーター内蔵方式は環境電磁ノイズが増えますね。
・オーム電機 ACLEDS LB-LED-D8L
光色 電球色相当
口金 E26
定格消費電力 8W
全光束 440 lm
色温度 ?
質量 104g
定格寿命 40,000時間
韓国製で、最近ホームセンターなどで安売りしています。現世代のLED電球の中ではかなり放射パターンが広いので、横向きや上向きの照明器具でも使えます。そのぶん、前方の照度は低めで、60W白熱電球の代わりに使うとかなり暗く感じると思います。「電球色」と書いてありますが、日本の蛍光灯の基準だと「昼白色」に近く、色温度が高めです。
この製品の特徴は、ACで直接駆動するための回路的工夫をもつ「AC-LED」(韓国製なのでSeoul Semiconductor製でしょうか?)を使っているので、インバーター回路が無いことです。使用温度範囲が広い、小型化が容易という特徴の他、電磁ノイズも小さいようです。ただし、極めて明確にちらつきます。非インバーター蛍光灯の比ではないくらいちらつきが目立つので、この照明を使って卓球をやると消える魔球になりそうです。燐光材料で白を出せばもう少しちらつきは抑えられるのでしょうけど。
このちらつきで常時使用はきついですが、インバーター回路がないおかげで氷点下でも使えるらしいので、屋外灯にはいいかもしれません。
・Lumiotec (有機EL照明デザインサンプル)
発光部寸法: 125mm(L)×125mm(W)
重量: 195g
光源色: 白色相当
最大輝度: 4,000cd/m2(調光ボリューム最大(100%)時)
輝度半減時間: 約30,000時間(初期輝度1,000cd/m2時の推定時間)
今度お借りする予定ですので、近いうちに使ってみたいと思います。
・その他
オートバイのメーター照明、ポジションランプ、テール/ブレーキランプをLED化しています。これらは5年以上使っていますがまだ一つも寿命が来ていません。メーター照明およびポジションランプは部品から自作したのですが、LEDの最大使用電流に余裕を持たせた値の定電流ダイオードを入れているので、過負荷がかからないというのも理由かもしれません。ただし問題はひとつあって、一般に入手容易な高輝度白色LEDは青LEDと黄色蛍光体による疑似白色なので演色性が悪いのです。透過型メーターパネルの裏側に入れたところ、そのままでは赤色の文字や指針などが暗くなってしまいました。おかげで、高輝度白色LEDと高輝度赤色LEDをあちこにに複数配置しなければなりませんでした。高演色性の白色LEDがもっと安くなれば良いのですけど。
自家用車の車内照明もオールLED化していました。しかし、カー用品店で売っている安い高輝度白色LED電球は次々と死んでいき、今では高輝度が必要な部分はほぼ全て電球に戻りました。結局従来の電球より寿命が短かったのが残念。低価格LED部品そのものの品質も問題なのでしょうけど、従来の小型電球のサイズに合わせて製品を作るために放熱が厳しいことと、低電流回路を使わず抵抗だけで電流を決めているものも多いので、過電流が流れやすいという問題もあるのかもしれません。こんなのがLEDの実力だと思われると、イメージ的に良くないですね。
MN

