ここ数ヶ月、検査陽性者数がふらふらしながら長期的には漸減していたので、先月後半からの変化が増加傾向なのかゆらぎなのかが判別できませんでした。ここにきて、 東京都と大阪府の推移が明確な増加フェーズに入ったように見受けられます。今月後半には、1〜2月の前回ピークと同じレベルに達する勢いです。注意が必要ですね。
2022年7月6日水曜日
2022年5月17日火曜日
解析と考察(54)
大型連休によるイレギュラリティも収まってきたと思われますので、グラフを更新します。検査陽性者数は、連休中の一時的な減少と終わった直後の増加を無視すれば、漸減傾向が続いているようです。死亡者数は、さらに減少傾向が強くなっています。
2022年4月8日金曜日
解析と考察(53)
先週見られた傾向よりは増加が緩やかになっていますので、更新したグラフを掲載しておきます。
ところで、いつのまにか53投目になったこのCOVID-19解析と考察シリーズ、継続的に見に来ている人もいるようです。しかし、最近初めて見た人は「自分の研究と関係無いものを何故延々とブログ投稿しているのだろう?」と思った人もいるでしょう。このあたりで、そもそも何故こんなものを掲載しているのかを説明しておきます。
私(中村)が約2年前に感じた不満は、ニュースやウェブサイトで表示している陽性者等のグラフはリニアプロットばかりであるという点にありました。感染症が広まるという現象は微分方程式で書けて、人口に対する感染者の割合が少ないときは解は微分方程式の定数が不変であれば単純な指数関数になります。それならセミログプロットすることで直線になりますので、増加や減少が定常的なのかどうかが一目瞭然です。例えば下のグラフで、2月から3月にかけてグラフ上で直線的に陽性者数が減っていることから、この間ずっと同じ微分方程式に従っていた、すなわち一人の感染者から平均何人の新たな感染者が出るかという値がずっと一定であったということがわかります。また、グラフ上で直線的に増加している時期には、このままならいつ頃に社会的限界に達するかが直線を延ばすだけで簡単に予測できます。
この他に、セミロググラフには以下の利点があります。
- データの大きさが何桁にもわたる場合にも、小さいところでの変動が見やすい。
- 下記の全国と大阪府の比較のように、10倍以上大きさが異なる値が連動して変化している場合でも、両者が常に比例しているなら同じ形のグラフを上下に平行移動したものになるため、比例関係にあるのかどうかが分かりやすい。
2022年4月3日日曜日
解析と考察(52)
陽性者数について、3月21日に「まん延防止等重点措置」が多くの地域で解除された直後から、驚くほど綺麗に下り勾配が登り勾配に切り替わりました。今は多くの人が移動する時期なのでこれからまだ変動する可能性が高いと思われますが、現時点ではおよそ1ヶ月で倍程度の増加率でしょうか。このまま進むとGWに活動制限が必要になってくるかもしれません。
入院治療を要する者の数に対する死亡者数の率は、幸いさらに低下傾向が見られます。ブースター接種が効いてきたのかもしれません。
2022年3月19日土曜日
2022年春の学会発表
2022年春の学会シーズンにおける、当研究室関連の発表一覧です。
※随時アップデートします。
応用物理学会講演会
- 山本 隼平, Cho Yongyoon, 岡本 尚文, 阿部 竜, Pandey Manish, 辨天 宏明, 中村 雅一: “タンパク質を複合化CNT紡績糸における分散液濃度による配向性制御と熱電性能への影響”, 第69回応用物理学会春季学術講演会, ハイブリッド開催, 2022.3.22~26 (2022.3.23) 23a-P01-15 (Poster).
- Tingchieh Chu、Huanwen Han、Naofumi Okamto、Masakazu Nakamura、Ichiro Yamashita: CNT-binding aptamer selection and carbon material adsorption capacity, 第69回応用物理学会春季学術講演会, ハイブリッド開催, 2022.3.22~26 (2022.3.23) 23p-E104-12.
- 趙 ヨンユン, 岡本 尚文, 山本 隼平, 辨天 宏明, 中村 雅一: “タンパク質を複合化したCNTの熱電紡績糸の作製に向けた分散法の開発”, 第69回応用物理学会春季学術講演会, ハイブリッド開催, 2022.3.22~26 (2022.3.24) 24p-E307-2.
- A. Dinan Maulani Heriyanto, R. Abe, N. Okamoto, Y. Cho, M. Pandey, H. Benten, M. Nakamura: “Role of halide compound in n-type doping of CNT yarn for efficient flexible thermoelectric generators”, 第69回応用物理学会春季学術講演会, ハイブリッド開催, Hybrid, 2022.3.22~26 (2022.3.24) 24p-E307-3.
- N. Kumari, R. Abe, N. Okamoto, M. Pandey, M. Nakamura: “Enhancement of Thermal Conductivity of CNT/Polymer Composite Ribbons via Optimization of Casting Conditions and Post-treatment”, 第69回応用物理学会春季学術講演会, ハイブリッド開催, 2022.3.22~26 (2022.3.24) 24p-F407-1.
- M. Pandey, J. Toyoda, Y. Sugita, M. Nakamura: “Large-area Oriented Films of Semiconducting Polymers by Unidirectional Floating Film Transfer method”, 第69回応用物理学会春季学術講演会, ハイブリッド開催, 2022.3.22~26 (2022.3.25) 25a-E205-5.
- Y. Sugita, M. Pandey, J. Toyoda, H. Syafutra, Y. Cho, H. Benten, M. Nakamura: “Oriented Floating Film of n-type Polymeric Semiconductor by Unidirectional Floating Film Transfer”, 第69回応用物理学会春季学術講演会, ハイブリッド開催, 2022.3.22~26 (2022.3.26) 26a-P04-8 (Poster).
- J. Toyoda, H. Syafutra, M. Pandey, H. Benten, M. Nakamura: “Charge Transport Anisotropy of Oriented Semiconducting Polymer Films Grown at Liquid/Air Interfaces”, 第69回応用物理学会春季学術講演会, ハイブリッド開催, 2022.3.22~26 (2022.3.26) 26a-P04-9 (Poster) .
- N. Kumari, R. Abe, N. Okamoto, M. Pandey, M. Nakamura: “Optimization of Fabrication and Post-Treatment Conditions of CNT/Polymer Composite Ribbons for Higher Thermal Conductivity”, The 62nd Fullerenes-Nanotubes-Graphene General Symposium, Online, 2022.03.02~04 (Abstract ID:24, presentation date: to be announced).
解析と考察(51)
最新のグラフから分かることを説明します。
陽性者数は2月初頭より一定割合で漸減しており、1.5ヶ月にわたってその減少係数は一定値を保っています。これは、実効再生産数が1よりわずかに小さい状態を極めて安定して保っていることを示します。陽性者数が44日で半分になるというこれまでにない遅いペースです。これから「まん延防止等重点措置」が解除されるとともに人の移動や新たな出会いが増える時期ですから、どこかの時点で増加に転じるかもしれません。
死亡者数は、前々回のピークまでの結果から導き出した入院治療を要する者の数からの換算式で換算したグラフと相似形になってきました。従って診断から死亡までの時間スケールはあまり変わっていないようです。死亡する確率は前回のピークのときに急に低下したのですが、今回もそれと同じ率を保っているようです。
2021年8月30日月曜日
2021年秋の学会発表
2021年秋の学会シーズンにおける、当研究室関連の発表一覧です。
※随時アップデートします。
応用物理学会講演会
2021年6月3日木曜日
有機系熱電材料/熱電変換素子に関するセミナー講演
2021年6月24日(木)に、中村が有機系熱電材料/熱電変換素子に関するセミナー講演(Zoom、有料)を行います。
詳細はこちらからご覧下さい。
https://johokiko.co.jp/seminar_chemical/AG210619.php




