2014年4月17日木曜日

NAISTプロモーションビデオ

NAISTの新作プロモーションビデオがNAISTチャンネルにアップロードされています。
なかなかかっこいいですね。


2014年3月14日金曜日

伊藤君、最優秀学生賞受章

M2の伊藤君が前期課程修了者の中から選ばれる最優秀学生賞を授与されました。
3/8のオープンキャンパス(研究成果報告会)において、受賞講演を行いましたので、お知らせします。


左から、垣内研究科長、後期課程受賞者である水野斎君(量子物性科学研究室、前期課程受賞者の大橋賢次君(光情報分子科学研究室)、山下正貴君(有機光分子科学研究室)、伊藤光洋君(有機固体素子科学研究室)。なんと、今回、全員が有機エレクトロニクス関連の研究テーマでの受章です。

 




オープンキャンパスに訪れた人たちの前で研究発表を行いました。

さらに、オープンキャンパス開催中、ポスターを前に質問に答えました。長時間お疲れ様でした。


2014年3月5日水曜日

受験生のためのオープンキャンパス2014

受験生のためのオープンキャンパス2014が3月8日、つまり今週土曜日に開催されます。

もし、NAISTの受験を考えている人がこのブログを見ていたら、是非とも参加をお勧めします。

事前登録は不要で、どの研究室も院生の人たちが熱心に研究テーマについて説明してくれると思います。今回は、当研究室も例年に増して見学対応に力を入れるつもりです。
また、今回、当研究室M2の伊藤君が、最優秀学生賞受賞者として「公開研究業績報告会口頭発表」(あまりPRされていませんが、午前10時〜11時に開催されます)を行います。

有機エレクトロニクスに興味がある人たちの参加をお待ちしています!!

2014年3月3日月曜日

2014年春応物学会発表

2014年第61回応用物理学会春季学術講演会での、当研究室関連の発表一覧です。

柴瀛,村山龍平,小島広孝,松原亮介,中村雅一 :
"ワイドギャップ有機光電変換素子の開放端電圧に関するインピーダンス分光法による解析", 第61回応用物理学会春季学術講演会(青山学院大学相模原キャンパス), p.12-??? (2014.3.18) 18a-PA6-20.

松原亮介,中村峻介,小島広孝,中村雅一 :
"新規多結晶モデルによる有機多結晶膜における移動度制限要因の解析", 第61回応用物理学会春季学術講演会(青山学院大学相模原キャンパス), p.12-??? (2014.3.19) 19p-E16-1.

上田智也,李世光,藤井勝之,小島広孝,松原亮介,中村雅一:
"OFET構造を利用したTHz波センサの基礎検討(II):ゲート電場変調吸収スペクトルのFDTD法を用いた解析", 第61回応用物理学会春季学術講演会(青山学院大学相模原キャンパス), p.12-??? (2014.3.20) 20p-E6-3.

阿部竜,伊藤光洋,高橋功太郎,小島広孝,松原亮介,葛原大軌,山田容子,中村雅一 :
"構造相転移に基づく伝導機構変化を利用した新奇有機熱電材料の探索(I):ベンゾポルフィリン類縁体", 第61回応用物理学会春季学術講演会(青山学院大学相模原キャンパス), p.12-??? (2014.3.20) 20p-E6-7.

2014年2月28日金曜日

エコも継続が力

少し前になるのですが、奈良県内、明日香村のさらに南の山中にある壺坂寺(正式には、壷阪山南法華寺だそうです)を訪問しました。約1300年前の藤原京の時代に創建されたお寺です。
ここは、西国三十三所の巡礼地として、あるいは、眼病に御利益がある寺としても知られているだけでなく、ユニークな活動の数々でも知られています。実はもう一つ、太陽電池関係者に名が知れた寺でもあります。

こんなふうに、普通に歴史のある寺院で、右側の三重塔は、再建されているとはいえ築520年ほど経た歴史的建造物です。

この塔をライトアップしている照明がこれです!
少し片鱗が見えてきましたね。このお寺は、ただ古いだけではないのです。よく見るとLED照明を取り入れていることがわかります。

このお寺の数ある特徴の一つで、シルクロードの終着点であることを意識してか、インドとの交流を盛んに行っていて、インドで製作された石像や石の建造物を次々と増やしています。これは、全長50mにもなる石に刻まれた「釈迦一代記」です。

これを照らす照明も、もちろんLEDです!

これもインドで製作されたという全長20mもある観音像ですが、ここが今回の訪問の最大の目的地でした。といっても、観音像自体は極めて普通の昭和に作られたものなので、これなら120mもある牛久大仏のほうが巨大さで物珍しいのですが...

この観音像をライトアップする照明は、さすがにLEDではパワー不足なのか、昔ながらのハロゲン灯(たぶん)です。
しかし、有名なのはこれではなく、これを点灯させるための電源です。


これです!
このパネルで発電した電力をバッテリーに蓄えて、観音像のライトアップを行っているそうです。なんと30年以上前に設置されたソーラーパネルで、国内で稼働している中でも最古級と言われています。当時の住職が「観音様を照らすには自然のエネルギーを使いたい」と考えて、太陽光発電を採用したそうです。先見の明ですね。

”高取町壷阪の壷阪寺(常盤勝範住職)で夜間、高さ20メートルの大観音石像を照らすライト。その電源に使われている太陽光発電装置が、民間用では国内でも最古級の実証例として研究機関などから注目を集めている。”
奈良新聞の記事より転載)

そう、これは、国内で最も長く続いているフィールドテストとも言えます。シャープのパンフレットにも、長期信頼性の証として掲載されています。


こんなふうに、太陽電池をより長寿命化するにはどこの劣化が問題になるのかなどの貴重なデータを、これからも提供してくれることでしょう。

住宅用としても、パネル寿命30年以上というのはひとつの目安で、日本の一般木造家屋の平均建て替え年数と同程度になりますから、これくらい持てば新築時に屋根に設置したものを、本体の建て替えまで交換する必要がなくなります。もちろん、屋根のメンテナンスは10~15年程度で行うべし、とも言われていますので、本体費用と作業費用さえ安ければ15年程度というのも目安にできるかもしれません。
しかし、一般家庭用としては新築時に屋根一体型としてソーラーパネルを設置するケースが増えてくると思われますから、そのような場合は、やはり30年もって欲しいのです。木造家屋の寿命自体は、きちんとメンテナンスをすれば50年以上、素材と手の入れ方によっては何百年にもなりますから、30年でも足りないくらいです。(我が家も一体型ですが、果たして何年持つかな?)私が有機太陽電池の応用として屋外固定用途を想定しない理由の一つが、これです。

それはそうと、この看板に書かれた「サンシャインプロジェクト」、懐かしいですね~。私が学生時代に使っていた研究設備の大半は、このプロジェクト関連の予算で整備されたものでした。

2014年2月24日月曜日

雪の芸術?

2月14日~15日は広い範囲で記録的な雪となりましたが、14日には例年ほとんど雪が降らない生駒でも15cmくらい積もりました。
バスもタクシーも大混乱の中、私もなんとか大学にたどり着いたのですが、そんな日にもかかわらず遠路はるばる関東から訪問されたTさん、大変な日でしたね。

その日は大雪警報が出たこともあって学生も少なかったのですが、一部の学生(特にあったかそうな国からの留学生と思しき人たち)はここぞとばかりに雪と戯れていました。

どうやら、いくつかの芸術作品も生まれたようで...


作者不詳の作品、その1。
「物憂げなSnow Man」(仮)













作者不詳の作品、その2。
「ビーナスの休憩」(仮)








NAISTにも、なかなか芸術家魂をもった人がいるもんですね。


一方、こちらはインダストリアルデザイン賞をあげたくなります。
一週間経過後も、まだなんとか形を保っていました。外灯がLEDタイプでよかったですね。

2014年1月21日火曜日

気になる記事

TechOnから気になる記事を2件。

MITが「熱光起電力発電」で変換効率3.2%を実現、理論的には80%も
太陽光→熱→特定波長の光→電気という変換で、太陽の広範囲な波長にわたる光をいったん熱にしてから、光電変換に適した波長の光に変換しようという技術です。この熱→光変換がどこまで効率が上がるかが勝負ですね。
80%いければスゴイですが、現状では、太陽光→熱→電気の4.6%のほうがまだ上にいます。

プロペラによる海流発電、低コストな有機薄膜太陽電池---分散型エネルギーに向けたOISTの研究
こちらは、以前からの知り合いであるYabing Qi先生の研究が少しだけ紹介されています。いろいろな意味でOISTには親近感があるので、是非頑張って欲しいと思います。
時代は分散発電!

2013年12月17日火曜日

「パナソニック、国内新卒の採用倍増」

「パナソニック、国内新卒の採用倍増」
パナソニックが、2015年春に入社する国内新卒者の採用を倍増させる。すでに内定済みの来春入社は350人だが、翌春は700人にする。プラズマテレビ撤退などのリストラに一区切りついたため。大胆な発想を求め、新たに「型破り選考」も導入する。

だそうです。
久々にエレクトロニクス産業関連の明るいニュースですね。
ただし、大幅増というのは大幅減があった後だからです。

最近、某小説によって私のような素人にも有名になったピーター・ドラッカーという経営学者がいますが、彼の著書に「企業とは何か」(Concept of the Corporation、1946年)という本があります。高度成長期の日本企業の経営にも大きな影響を与えた人であり、古典的名著ですが、時代が変わり経営の表層的な道具が変わっても、この本に書かれた社会における企業の役割や意義づけは変わっていないと信じています。

大企業には、短期的利益のみを求める最近の株主的発想から離れて、社会を構成する器官としての役割を自覚し、調子悪いとすぐに採用を減らすということをやらないようにしてほしいですね。